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ニュース - NEWS

    動画 - MOVIE

    • 特報

      特報

    • 予告編

      予告編

    【イントロダクション - INTRODUCTION】第75回ベルリン国際映画祭ジェネレーションKplus部門特別表彰。日本最大級の芸術祭・瀬戸内国際芸術祭2025正式参加。15歳の新星・原田琥之佑主演で描く、横浜聡子監督待望の最新作!【文部科学省選定高等学校生徒向き】【TIFFネクスト・ウェーブ映画祭】【アジアン・フィルム・アーカイブ】【台北映画祭】【和林国際映画祭】【アジアティスカ映画祭】『ジャーマン+雨』『ウルトラミラクルラブストーリー』『俳優 亀岡拓次』『いとみち』でその度ごとに話題を巻き起こして来た監督・横浜聡子が、知る人ぞ知る孤高の天才漫画家・三好銀の最高傑作と名高い「海辺へ行く道」シリーズをまさかの映画化。約800人のオーディションを経て主役を射止めた原田琥之佑が、ものづくりに夢中の主人公・奏介役を、軽やかな身体性でのびのびと演じている。そして、奏介と暮らす親戚の寿美子役に麻生久美子、包丁売りの男・高岡役に高良健吾、高岡の恋人・ヨーコ役に唐田えりか、街の不動産屋・理沙子役に剛力彩芽、東京からアーティストの借金回収に来たメグ役に菅原小春、謎の美術商・A氏役に諏訪敦彦、街にやって来たアーティスト・ケン役に村上淳、海岸でランチ販売をする静香役に坂井真紀、静香の常連客・五郎役に宮藤官九郎などが出演。クセの強い登場人物たちを豊かな個性で鮮やかに彩る。そんな大人たちに加え、美術部の奏介の先輩・テルオ役に蒼井旬、後輩・立花役に中須翔真、新聞部の平井役に山﨑七海、テルオの妹役に新津ちせなど、実力派の若手俳優たちも見事集結。あやしげな大人たちが行き交う街で、自由奔放にイマジネーションを拡げていく子供たちを生き生きと演じている。さらに、様々なシーンから熱烈な支持を受ける至高のラップトリオDos Monosのフロントマン荘子itが、初の映画音楽を担当。ラストに流れるエンドソングは、荘子itが横浜監督と詞を共作した比類なきオリジナルソングとして鮮烈な印象を残す。予期せぬ出来事と出会う人生の幸福を、陽気なユーモアと想像力で描く、永久不滅のマスターピース爆誕!果てなき想像力が軽やかに混沌を超えてゆく、アートフルコメディ!人生は予測できない魔法で溢れている。【ストーリー - STORY】アーティスト移住支援をうたう、とある海辺の街。のんきに暮らす14歳の美術部員・奏介と後輩の立花は、夏休みにもかかわらず、演劇部に頼まれた絵を描いたり新聞部・平井の取材を手伝ったりと毎日忙しい。先輩のテルオは海辺に建てた自分のアトリエで何やら忙しそうだ。街にはあやしげな“アーティスト”たちがウロウロ。そんな中、奏介たちにちょっと不思議な依頼が次々に飛び込んでくる。長いサンバイザー、江戸の人魚、静か踊り、カナリア笛、野獣、穴…。この街は今日も何かがちょっとヘン。ものづくりに夢中な子供たちと秘密だらけの大人たち。果てなき想像力が乱反射する海辺で、すべての登場人物が愛おしく、優しさとユーモアに満ちた、ちょっとおかしな人生讃歌。スチール写真

    キャラクター紹介 - CHARACTER

    - 子供たち -

    • 原田琥之佑

      南奏介

      主人公。
      美術部所属の中学二年生。
      寿美子と二人暮らし。
      いろんな人にいろんな事を頼まれがち。

      原田琥之佑 PROFILE

    • 原田琥之佑

      梨本テルオ

      奏介の美術部の先輩。
      自作のアトリエが海辺にある。
      知り合いの老婆のために
      あることを思いつく。

      蒼井旬 PROFILE

    • 中須翔真

      立花良一

      奏介の美術部の後輩。
      ある特殊能力の持ち主。
      筋トレが趣味。

      中須翔真 PROFILE

    • 山﨑七海

      平井ほのか

      新聞部。
      取材に奏介を巻き込んだり、
      サボったり。正義感は強い。

      山﨑七海 PROFILE

    • 新津ちせ

      梨本加奈

      テルオの妹で奏介の同級生。
      テルオのアトリエに来ては
      文句を言う。

      新津ちせ PROFILE

    - 大人たち -

    • 麻生久美子

      南寿美子

      奏介と暮らす親戚。
      黒猫はもうずっと帰って来ていない。

      麻生久美子 PROFILE

    • 高良健吾

      高岡

      街にやって来た包丁売りの男。
      妙な関西弁を使う。

      高良健吾 PROFILE

    • 唐田えりか

      ヨーコ

      高岡の恋人。街中を自転車で
      移動する。パリへ行きたい。

      唐田えりか PROFILE

    • 剛力彩芽

      谷川理沙子

      街の不動産屋勤務。
      メグの旧友でもある。
      ケンのための秘策を思いつく。

      剛力彩芽 PROFILE

    • 菅原小春

      大林メグ

      奏介のおば。
      東京の貸金会社で働く。
      アーティストから借金を
      回収するために街に戻った。

      菅原小春 PROFILE

    • 諏訪敦彦

      A氏

      街に住む美術商。
      謎が多い。

      諏訪敦彦 PROFILE

    • 村上淳

      岡野ケン

      街にやって来たアーティスト。
      作品を作っている様子はなさそう。

      村上淳 PROFILE

    • 宮藤官九郎

      五郎

      静香のランチ店の常連。
      いつも海から来る。

      宮藤官九郎 PROFILE

    • 坂井真紀

      静香

      海辺でランチ販売をしている。
      暇なときはレイモンド・カーヴァーを
      読んでいる。

      坂井真紀 PROFILE

    監督プロフィール - DIRECTOR`S PROFILE

    監督横浜聡子(よこはまさとこ)

    横浜聡子

    1978年、青森県生まれ。横浜の大学を卒業後、東京で1年ほど会社員をし、2002年に第6期映画美学校フィクションコース初等科に入学。2004年、同高等科卒業。卒業制作の短編『ちえみちゃんとこっくんぱっちょ』が2006年第2回CO2オープンコンペ部門最優秀賞受賞。CO2からの助成金を元に長編1作目となる『ジャーマン+雨』を自主制作。翌2007年、同作で第3回CO2シネアスト大阪市長賞を受賞。自主制作映画としては異例の全国劇場公開となる。2008年、商業映画デビュー作『ウルトラミラクルラブストーリー』(出演:松山ケンイチ、麻生久美子)を監督、2009年6月に全国公開。同年のトロント国際映画祭、バンクーバー国際映画祭他、多くの海外映画祭にて上映された。また同作にて主演の松山ケンイチが第64回毎日映画コンクール男優主演賞、第24回高崎映画祭最優秀主演男優賞を受賞、作品が第19回TAMA CINEMA FORUM最優秀作品賞を受賞した。2016年『俳優 亀岡拓次』(出演:安田顕、麻生久美子)が公開。2021年に全編青森にて制作した『いとみち』では同県出身の駒井蓮をヒロインに迎え、第16回大阪アジアン映画祭にて観客賞とグランプリをダブル受賞。第13回TAMA映画賞特別賞、第36回山路ふみ子文化賞を受賞するなど、多数の賞を受賞した。日常にたゆたう「名もなき存在」を捉える鋭い洞察力とオリジナリティ溢れるユニークな表現は中毒性が高く、業界内外で熱狂的なファンを擁す。その他の作品に、短編映画『おばあちゃん女の子』(2010)『真夜中からとびうつれ』(2011)『りんごのうかの少女』(2013)『トチカコッケ』(2017)、テレビドラマ「バイプレイヤーズ 」シリーズ(2017〜18/TX)「ひとりキャンプで食って寝る」(2019/TX)「有村架純の撮休」(2020/WOWOWプライム)「季節のない街」(2023/Disney+)など。

    最新作『海辺へ行く道』は、2025年開催の第75回ベルリン映画祭に正式出品され(英題:Seaside Serendipity)ジェネレーションKplus部門にてスペシャルメンション(特別表彰)を獲得した。「ジェネレーション部門」は1978年に設立され、子どもが主人公であり、子どもを題材に扱った作品が対象。『海辺へ行く道』にスペシャルメンションを授与した国際審査員は、「この映画は、優しさと遊び心のあるユーモアで私たちの心を掴みました。明るく陽気な想像力と創造力で、芸術の無限の可能性と、予期せぬ出来事と出会う幸福を思い出させてくれました」と評した。受賞時の横浜監督のコメントは以下の通り。

    - ベルリン映画祭受賞コメント -

    この映画は劇的な出来事は起こりませんし社会問題を叫ぶ映画でもありません。何か素敵なことが起こるかもしれないというささやかな予感を胸に、無邪気に作品を作り続ける若者たちの映画です。今回賞をいただけたのは、そんな、目に見えない、言葉で表せない彼らの“予感”が伝わったからかもしれません。ジェネレーション部門の審査員の皆さん、この作品を選んでくださり本当にありがとうございます。

    私はこの作品の原作者である三好銀さんから、寛容さとユーモアを学びました。否定もせず肯定もせず、ただ人の存在を丸ごと受け止める寛容さ、そしてユーモア。ユーモアは人を絶望や断絶から時に救ってくれます。ベルリンの観客の皆さんは、この映画に散りばめられたユーモアを見てたくさん笑ってくれました。私はその瞬間が一番幸せでした。ベルリンで聞いた笑い声と温かい拍手を支えにこれからしばらく生きていける気がします。観客の皆さん、ありがとうございます。

    公開決定時コメント

    スタッフ - STAFF

    • 撮影月永雄太

      1976年生まれ、静岡県出身。
      日本大学芸術部映画学科卒業。2011年、撮影を手がけた青山真治監督『東京公園』と真利子哲也監督『NINIFUNI』の2作品が第64回ロカルノ国際映画祭にて上映された。18年に沖田修一監督『モリのいる場所』で第73回毎日映画コンクール撮影賞を、20年には『泣く子はいねぇが』(佐藤快磨監督)で第68回サン・セバスチャン国際映画祭オフィシャルコンペティション部門にて最優秀撮影賞を受賞。また、三宅唱監督との初タッグを組み、全編16ミリフィルムで撮影した『ケイコ目を澄ませて』(22)では第77回毎日映画コンクール撮影賞、第45回ヨコハマ映画祭 撮影賞を受賞。近年の主な作品に、映画『明け方の若者たち』(21/松本花奈監督)、『決戦は日曜日』(22/坂下雄一郎監督)、『#マンホール』(24/熊切和嘉監督)、『夜明けのすべて』(24/三宅唱監督)、『スリーピング・スワン』(25/佐藤そのみ監督)、『夏の砂の上』(25/玉田真也監督)など。公開待機作に『旅と日々』(25/三宅唱監督)がある。

    • 美術塚本周作

      1980年生まれ、三重県出身。
      東京芸術大学大学院映像研究科卒業。横浜聡子監督の映画に携わるのは、『いとみち』(21)に続き2作目。近年、美術を担当した主な映画に、『嘘食い』、『“それ”がいる森』(共に22/中田秀夫監督)、『禁じられた遊び』(23/中田秀夫監督)、『恋を知らない僕たちは』(24/酒井麻衣監督)、『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』、『映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(共に24/中田秀夫監督)など。公開待機作に『事故物件ゾク 恐い間取り』(25/中田秀夫監督)、『九龍ジェネリックロマ ンス』(25/池田千尋監督)がある。

    • 照明後閑健太

      1982年生まれ、埼玉県出身。
      2009年、東京芸術大学大学院映像研究科を卒業後、主に映画製作の現場に照明助手として、北野武監督、阪本順治監督、行定勲監督、森崎東監督、西川美和監督作品などに従事。19年頃から照明技師としての活動を主軸に映像制作に関わる。近年の主な作品に、映画『泣く子はいねぇが』(20/佐藤快磨監督)、『あの子は貴族』(21/岨手由貴子監督)、『一月の声に歓びを刻め』(24/三島有紀子監督)、『マッチング』(24/内田英治監督)、『水深ゼロメートルから』(24/山下敦弘監督)、『プロミスト・ランド』(24/飯島将史監督)、『最後の乗客』(24/堀江貴監督)、『徒花 ADABANA』(24/甲斐さやか監督)、『ありきたりな言葉じゃなくて』(24/渡邉崇監督)、『ショウタイムセブン』(25/渡辺一貴監督)など。公開待機作に『逆火』(25/内田英治監督)がある。

    • 装飾榊 さくら

      1988年生まれ、千葉県出身。
      装飾として携わった主な作品に、映画『いつくしみふかき』(20/大山晃一郎監督)、『バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画を作ったら』(21/松居大悟監督)、配信ドラマ「今際の国のアリスSeason2」(22/Netflix)、「幸せなカナコの殺し屋生活」(25/DMM TV)などがある。公開待機作に『兄を持ち運べるサイズに』('25中野量太監督)がある。

    • 録音岩丸 恒

      1968年生まれ、東京都出身。
      日本映画学校(元・日本映画大学)を卒業。これまでに携わった主な作品に、映画『いとみち』(21/横浜聡子監督)、『愛してる!』(22/白石晃士監督 *整音)、『三日月とネコ』(24/上村奈帆監督 *整音)、『有り、触れた、未来』(23/山本透監督)、『REQUIEM ある作曲家の物語』(25/菅野祐悟監督)など。公開待機作に『桐島です』(25/高橋伴明監督)がある。

    • 衣装藪野麻矢

      1983年生まれ。
      成安造形芸術大学映像学科を卒業。映画、ドラマ、MVを中心に数々の作品の衣裳をスタイリング。これまでに横浜聡子監督作品は、映画『ジャーマン+雨』(07)、『真夜中からとびうつれ』(11)、ドラマ「ひとりキャンプで食って寝る」(19)、映画『いとみち』(21)を担当。近年の主な作品に、映画『バカ塗りの娘』(23/鶴岡慧子監督)、『道のただなか』(24/鶴岡慧子監督)、『TODOKU YO-NA』(24/川原康臣監督)などがある。

    • ヘアメイク澤田久美子

      富山県出身。
      近年の主な作品に、映画『いとみち』(21/横浜聡子監督)、『かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦 ファイナル』(21/河合勇人監督)、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(21/江口カン監督)、『はい、泳げません」』(22/渡辺謙作監督)、『HiGH&LOW THE WORST X』(22/平沼紀久監督)、『いちばん星は遠く輝く』(25/武田かりん監督)などがある。

    • 編集大川景子

      1978年生まれ、石川県出身。
      2009年、東京芸術大学大学院映像研究科編集領域を卒業。諏訪敦彦監督『ユキとニナ』の編集アシスタントを務め、以降も劇映画とドキュメンタリー、さまざまな作品の編集を手がける。『ケイコ 目を澄ませて』(22/三宅唱監督)にて日本映画・テレビ編集協会賞を受賞。主な作品に映画『春原さんのうた』(22/杉田協士監督)、『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(23/金子由里奈監督)、『彼方のうた』(23/杉田協力士監督)、『熱のあとに』(24/山本英監督)、『夜明けのすべて』(24/三宅唱監督)、『石がある』(24/太田達成監督)、『SUPER HAPPY FOREVER』(24/五十嵐耕平監督)、『自由なファンシィ』(25/筒井武文監督)、『スリーピング・スワン』(25/佐藤そのみ監督)など。公開待機作に『旅と日々』(25/三宅唱監督)がある。

    場面写真

    原作情報 - ORIGINAL

    三好銀(みよしぎん)

    漫画家。1955年、静岡県生まれ。1989年に週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)でデビューし、1991年から1994年にかけてエッセイコミック「三好さんとこの日曜日」を発表。同作は、単行本未収録分が『いるのにいない日曜日』のタイトルで2009年にKADOKAWAより刊行された。2000年に漫画家・やまだないととの共著『FAX PRESS』(竹書房)、2003年に小説家・角田光代との共著『西荻窪キネマ銀光座』(実業之日本社)を刊行。2008年から2012年に月刊コミックビーム(KADOKAWA)で「海辺へ行く道」シリーズを発表。その他の著作に『もう体脂肪率なんて知らない』『私の好きな週末』など。2016年8月31日、膵臓癌のため逝去。61歳没。

    孤高のマイナー・ポエット
    三好銀 晩年の傑作 『海辺へ行く道 夏』 『海辺へ行く道 冬』
     『海辺へ行く道 そしてまた、夏』

    『海辺へ行く道 夏』 『海辺へ行く道 冬』 『海辺へ行く道 そしてまた、夏』

    ささやかな日常と時に胸を締めつける思いに溢れた、ファンタジックかつリアリティーに満ちた海辺の街の点景集。2008年より月刊コミックビームにて発表された「海辺へ行く道」シリーズは、晩年にしてなお一層斬新なビジュアル表現と、独特の語り口で紡がれる世界観から、漫画ファンの間で「傑作」の呼び声が高い。1話完結の物語集だが、それぞれの物語がリンクした群像劇となっている。とりわけ「ここからは天国しか見えやしない」はファンの間でも語り継がれる名ゼリフ。

    アーティスト三好風太

    原作をなぞるわけでも、かといって蔑ろにするわけでもない、横浜監督の不思議な手つきによって、気づいた時には異界へと誘われていました。その手つきは、ときに軽やかでときに不穏な、劇中のアーティストたちの不定形な振る舞いとも、重なっているのかもしれません。父の遺した物語から出発しつつ、全く違った景色へ連れ去ってくれたことを、とても嬉しく思います。

    音楽 - MUSIC

    荘子it(ソウシット)

    荘子it

    1993年8月24日生まれ、東京都出身。2015年に中学生時代の友人であるTaiTan(タイタン)と没 aka NGS(ボツ・エーケーエー・エヌジーエス)と共にDos Monos(ドスモノス)を結成、全曲のトラックとラップを担当する。18年にアメリカのレーベル・Deathbomb Arcと契約を結び、19年3月に1stアルバム「Dos City」でデビュー。20年に「Dos Siki」、21年に「Dos Siki 2nd season」「Larderello」などの作品をリリース。英ロンドンのバンドblack midi、米アリゾナのInjury Reserveや、台湾のIT大臣オードリー・タン、小説家の筒井康隆らとの越境的な共作曲も多数。24年3月に吉田雅史との共著書「最後の音楽:|| ヒップホップ対話篇」を上梓。5月末にリリースしたアルバム「Dos Atomos」以後、Dos Monosは第二期へ移行しヒップホップクルーからロックバンドになった。25年5月7日に最新作「Dos Moons」をリリース。
    本作で自身初の映画音楽を手掛けた。

    - コメント -

    一見すると朗らかな子どもたちの映画に見えるが、静かに常軌を逸した父性の失調により、底知れぬ不気味さと明るさが共存した前代未聞の映画で、世間からは全く評価されないか絶賛されるかのどちらかだろうな、と思いながら劇伴を作りましたが、初お披露目のベルリン国際映画祭ジェネレーション部門でいきなり望外の評価を受けてとてもとても嬉しいです。皆様も是非it。